UPSアプリケーションプログラムインターフェース(API)は、EコマースウェブサイトやエンタープライズアプリケーションからUPSの機能にアクセスしたり、UPSの機能を統合したりするためのプログラミング命令と規格です。 これらの複雑なテクノロジーは、統合の際に最大の柔軟性を必要とするお客様のニーズを満たすように設計されています。 APIではお客様のシステムに統合するために、内部または外部の情報テクノロジー(IT)開発者がXMLコードを記述する必要があります。 APIには3種類ありますが、いずれもXML(Extensible Markup Language)を使用します。1つ目のタイプは直接型のXMLです。2つ目のタイプはSOAP(Simple Object Access Protocol)とWSDL(Web Service Definition Language)を使用します。3つ目のタイプはJSON(Java Script Object Notatio)を使用します。
実際のAPIトランザクションに加え、開発者はXMLをAPIからのデータを受信するインターナル・システム・コードに変換する必要があります。(GUIまたは他のコンピューター向けの場合も含む)
PHP、Perl、C#、C++、Javaなど100以上のプログラミング言語があります。
Rating、Shipping、TrackingなどのUPS輸送機能を直接お客様の業務アプリケーションやE コマースウェブサイトへ統合することにより、従業員の業務効率が改善され、顧客にはよりよいユーザー体験を提供できます。 ご利用いただける業務アプリケーションは以下のとおりです。
UPS APIの統合を決定したら、XML/ウェブサービスのコーディングに精通した技術チームの助言を求める必要があります。
社内の開発チームかサードパーティのコンピュータシステム構築業者に当たってください。 社内の開発者とは、API統合の専門知識を持つ貴社従業員のITリソースです。 サードパーティのコンピュータシステム構築業者とは、貴社のAPI統合用に契約を交わす外部リソースです。 サードパーティーのコンピュータシステム構築業者と契約を交わす前には、信用照会を実施することをお奨めします。 UPSはいずれのタイプの開発者にもテクニカルサポートを直接提供しています。 社内の開発チームもしくは外部のシステム開発者、いずれか貴社の正式な代表者が、UPSのAPI利用規約を許諾し、APIがUPSシステムと情報のやり取りを行うのに必要な個別IDを入手します。
UPSの提供するAPIは無償ではありますが、貴社の業務システムへAPIを統合するために必要な時間とリソースについて考慮する必要があります。 様々な要因により、この費用は手頃にも、かなりのものともなり得ます。 開始する前に「API統合の計画の手順」を慎重にご確認の上、貴社で必要な開発費用と期間の算出にお役立てください。
自社でカスタムAPIソリューションを構築することが決まったら、社内またはサードパーティの開発者に対し、UPS APIへのアクセス方法に関する説明書を提供してください。