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時間や場所を問わず、誰もが、どのようなものでも購入できるとこいうことは、この全世界の人々にはかり知れない機会をもたらします。ところが、常に正しいことのためにこれらを活用しようと考えない人もいます。不正利用の一例として、オンライン広告や詐欺的な人材募集などへの応答に、UPS Next Day Air®サービスを使用して、偽造小切手や偽造郵便為替を送付するものがあります。配達手段と荷物の中身の合法性はまったく別物であることにご留意ください。
予期しない小切手や郵便為替を受け取ったら、まず、詐欺ではないかと疑ってかかるべきです。また、予期した額よりも多い金額の小切手、郵便為替を受け取った場合にも、特に注意を払うことをおすすめします。電子メール経由で換金や預金を依頼し、その一部をWestern Unionやその他の手段で返金するよう求められるケースがあります。詐欺師の使う手口には、その額の一部(決して多額とは言えない額)を手数料として受け取るよう促しながら、元の小切手自体が偽ものということもあります。銀行でも最初にその小切手や郵便為替が合法であると信じられる場合さえあり、結果的に、後になってその持ち主であるお客様に、支払義務が生じることになります。
昔は、巧妙な詐欺師には「正直者の顔」が欠かせませんでした。しかし、現在の犯罪者たちは、合法的に見えるウェブサイトや電子メールだけで、詐欺行為が成り立ちます。
UPSではお客様を守るため、UPSブランドの不正使用がないか定期的にインターネットを巡回しています。UPSでは知的所有権(商標、著作権、特許、業務機密)の不正使用や無認可の使用をモニターし、何らかの問題が検出され次第、対処します。不正ウェブサイトの中には合法的なUPSのウェブサイトに酷似したものがありますので、十分にご注意ください。正規のウェブサイトにアクセスするために、他のソースに埋め込まれたリンクではなく、「ups.com」または「international.ups.com」をご使用ください。
不正な電子メールにはさまざまな書式が使われます。このようなメールはUPSとは関係のない、第三者による違法行為です。これらの「フィッシング」または「スプーフィング」とみなされる電子メールメッセージは、より一般化し、企業のブランド、色、他の法的なただし書きなどを使い、あたかも合法的なメッセージのように見せかけている場合があります。次に示すような一般的な詐欺の手口を知り、自分自身を守るようにしてください。
UPSではお客様からご要望がない限り、お支払い情報、個人情報、財務情報、口座番号、ID、パスワード、インボイスのコピーなどを、特に、商品の輸送やサービスの代わりに、電子メールや郵便、電話、Faxなどでおたずねすることはありません。UPSでは不正行為が原因で生じた損害について一切の責任を負いかねます。
不正なレターや電子メール、フィッシングをしかけようとする行為に気付き、それらを見抜くことが、盗用やその他の犯罪から身を守るために大変重要です。一般的な違法電子メールの特徴を次に示します。
合法的なUPSからの連絡の中には、電子メールに「epackage」リンクが記載された電子メールでのお知らせが届くことがあります。これらのメッセージは、機密情報を取り扱うために保護を強化したもので、関連付けられたリンクは常に https://ftp2.ups.com から開始されます。
ウェブサイトや電子メールのほかに、詐欺師たちは個人情報を集めようと電話、Fax、レター、その他の通信手段を悪用する場合があります。これらの偽装通信はUPSに関係のない第三者による不正行為と言えます。UPSを装った不正なコミュニケーションでは、未配達の荷物があるとお伝えする場合があります。このようなお知らせでは一般的に個人情報を聞き出そうとしたり、荷物の受け取り前に支払いを依頼したり、個人情報やUPSインボイスのコピーを提出させてアカウント情報を更新する必要があるとお伝えする場合があります。
UPSが荷物についてお客様にご連絡する際は常に、UPSの担当者より、ウェブサイトで確認可能なトラッキング・ナンバーをお知らせいたします。また、UPSはサービスやキャンペーンのお知らせなどの目的でお客様に連絡を差し上げる場合があります。ただし、通話相手の指示に従う前に、電話番号を確認してかけ直すなど、安全対策をとることも是非ご一考ください。
かかってきた電話に不審な点があった場合は、通話相手に氏名を確認し、該当する電話番号にかけ直すことをお勧めします。
ほとんどの違法な在宅ワーク募集型詐欺手口は、未経験者に非現実的な賃金体系を設けていたり、詳細を公表する前に支払いを求めるなどの特徴があるため、それを見極めることで回避できます。ただし、このような詐欺手口の中には、不正行為と特定するのがより困難で、思わぬ落とし穴にはまり被害に合うケースも存在します。特定された不正行為の例をご紹介します。
出荷や追跡を超えたサービスで、お客様のビジネスの拡大をお手伝いします。
UPSになりすました不正なEメールを受け取ったと思われる場合、そのメールをfraud@ups.comに転送し、お客様のメールから削除してください。